この前の土曜日、シューベルトの連弾曲 「ファンタジーD.940/ Op.103」を演奏させていただく機会がありました。
シューベルトは、オリジナルの連弾曲を、30曲以上作曲し、その中でも、このファンタジーは、最高傑作の一つと言われています。
プリモとセカンドが、伴奏担当とメロディー担当に分かれる部分、メロディーが掛け合いになる部分、伴奏形をふたりで分け合って受け持つ部分、ふたりとも和音で同じリズムで動く部分など、様々なアンサンブルの形が盛り込まれていて、連弾のすべてが勉強できる感じの曲です!
とっても難しいですが、本当に素晴らしい曲です。
この曲を弾くと、留学中に勉強した曲ということもあって、ウィーンの風景が思い出されます・・・。
ウィーンにいたときは、シューベルトの独特の雰囲気に惹かれて、ピアノソナタなども好んで弾いたり聴いたりしていました。
そういえば、最近、シューベルトから遠ざかっていたみたい・・・。
今から、最晩年に作曲された「ピアノソナタ B dur D.960」のCDを聴いて、シューベルトの世界にどっぷり浸ってみたいと思いま〜す!!
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